NPO法人ジェネクリ(千代田区神田佐久間町1)が9月25日から、クラウドファンディング「Makuake」で「萌(も)えてアガる日本語教材『秋葉原八景』」の制作資金を募り始めた。
同教材のテーマは独学リスナーを念頭に置いた「エア秋葉原ガイド」。くだけた日本語(=生きた日本語)を話すツンデレキャラクター「ポニ子」と、丁寧な日本語を中心に話すクーデレキャラクター「ツイン子」の姉妹の会話で進めていく。
声優は、「探偵オペラ ミルキィホームズ」譲崎ネロ役や「ラブライブ!」矢澤にこ役などで知られる徳井青空さん(=ポニ子)と、「けものフレンズ」サーバル役、「BanG Dream!」戸山明日香役などで知られる尾崎由香さん(=ツイン子)を起用する。
キャラクターデザインは、「これが私の食べる道」「NEW HORIZON」(=中学生の英語教科書)などで活躍する電柱棒さんが手掛ける。
支援は3,500円コース~5万円コースの計8種。御礼メールと秋葉原八景の音声対話部分のデータに加え、金額によって「ツイン子の指の大きさをイメージしたマッサージ棒オブジェ」などの特典も。
同教材の制作経緯について同法人広報担当者は「外国における、日本語を学習するきっかけの7~8割は、アニメ・漫画。そのニーズに対して、アニメ・漫画風味を、日本人のポップカルチャー愛好者たちが欲しがるほどに濃くした教材を企画した。海外の日本のアニメ・漫画ファンが、進んで日本語を勉強したくなるきっかけになれば」と話している。
目標金額は70万円。10月2日現在、70%達成。10月30日まで。