貸し会議室サイト「スペイシー」を運営するスペイシー(中央区)が10月13日、席単位で利用できるワークスペースのシェアサービスを始めた。
打ち合わせや研修などビジネス向け会議室スペースなどを、首都圏を中心に3000室以上と、約40カ所1000席のワークスペースを同サイトで取り扱う同社。
今回始めたのは、これまで同社で行っていた「一室予約」サービスと異なる、遊休スペースを活用した席単位・時間単位で貸し出す新サービス。利用者はPCやスマートフォンから検索・予約・決済し、スペース運営者の承認が下りることで予約確定となり、Wi-fiや電源を備えたワークスペースを使うことができる。
同社広報担当者は「働き方改革事業の推進により、リモートワークの導入やフリーランスの増加など、働き方の多様化が進んでいる背景を受け、スペースマッチングサービスを提供する当社が価格を抑えた席単位での貸し出しを始めることで、リモートワークを推進し、移動時間の短縮と残業時間の縮小に貢献できる」と話す。
秋葉原エリアでは、「GARAGE AKIHABARA」(千代田区岩本町3)、「コワーキングスペース秋葉原Weeyble」(神田須田町2)で同サービスを展開する。