神田明神(千代田区外神田2)で1月1日、新年行事が始まる。
1日0時の開門から、年始めの儀式「歳旦祭」や振るまい酒、昇殿参拝(お払い、祈願)が開始。毎年30万人以上の初詣客でにぎわう。
以降13日は、新成人を中心に高校生から70歳、外国人らが男性はふんどし、女性は白装束をまとい、氷柱を入れた禊(みそぎ)場の中で冷水を浴びて身を清める「寒中禊がまん会」を、1月13日・14日は大黒さまに扮(ふん)した神職が参拝者の頭上を小槌(こづち)で清める「だいこく祭り」を行う。
14日は、平安時代がはじまりの日本料理の伝統を受け継ぐ四條流の庖丁儀式「四條流庖丁儀式」、預かった祈願串の成就祭「祈願串成就祭」、17日は江戸時代から神田明神のみで許された幻想的な神楽の舞を奉納する「神楽始」などを行う。