秋葉原に本社を置くチロルチョコ(千代田区外神田4)がデザインステーション(福岡県田川市)とコラボした商品「チロルチョコとけこむカレー」の販売が3月1日、始まった。
チロルチョコは1903(明治36)年に福岡県田川市で創業した松尾製菓から商品企画・販売部門を分離して、2004年に外神田で設立された。
一方、デザインステーションは平成筑豊鉄道とJR九州日田彦山線沿線の活性化を目指して2017年に設立された、地域商社機能と観光まちづくり機能を核としたまちづくり会社。
今回、両社がコラボし、福岡県田川市が発祥の「チロルチョコ」の定番商品「コーヒーヌガー」「ミルク」のチョコレート原料を溶け込ませたレトルトカレー「チロルチョコとけこむカレー」を発売。「ほろにがコーヒーヌガー」「まろやかミルク」の2種類をラインアップする。
「ほろにがコーヒーヌガー」は、ほんのりとした苦みとコクが楽しめる大人の味に、「まろやかミルク」はまろやかな甘さが感じられる子どもにも優しい味に仕上げたという。パッケージは、「コーヒーヌガー」と「ミルク」の包装デザインをベースに作った。裏面には田川市をPRするメッセージと写真を掲載する。
販売は、田川地区内の道の駅、物産市場などの小売店、ふるさと納税返礼品、駅・空港・SAなど福岡県内の土産物店、秋葉原に3月オープン予定の「Shop チロルチョコ」など。
1箱=200グラム。価格は500円。