アーツ千代田3331(千代田区外神田6)で7月21日、障がい者の仕事について考える映画「はたらく」のオーディオコメンタリー上映が行われる。
「弱さにある希望」をテーマに映画製作・配給・宣伝をしている「ロゴスフィルム」の代表・齋藤一男さんが手掛ける同作品。
映画監督の齋藤さんが自閉症の長田翔平さんに映画「はたらく」の主演を依頼したところ、快諾する翔平さん。齋藤監督と翔平さん2人で映画を撮影するための練習が始まるが、翔平さんにとって難しいことが多いためなかなかうまくいかず、映画撮影が実際にできるのか頭を抱える齋藤監督だった。そこで俳優仲間に助けを求め、俳優仲間参加の下、本格的に映画撮影に向けた練習が始まる。翔平さんは俳優としての仕事を全うすることができるのか、本番の映画撮影に入りどのような作品が完成するか、ドキュメンタリーとフィクションが交錯する作品になっている。
今回の上映は、今年2月から各地で展開してきた「映画『はたらく』全国上映プロジェクト」の第12弾。齋藤監督は「作品を通して、これからの社会の在り方を多くの方と一緒に考えていきたい。そして同作品をきっかけに、一人一人の素晴らしい才能・個性を生かし合える社会の在り方を全国レベルで考えていきたい」と思いを寄せる。
上映時間は1回目=15時~、2回目=18時~。料金は前売り1,000円。イープラス、Famiポート、ロゴスフィルムオンラインショップなどで販売している。