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つくばエクスプレス、2018年度営業実績 10期連続経常黒字

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 つくばエクスプレス(以下、TX)を運営する首都圏新都市鉄道(千代田区神田練塀町)が5月31日、2018(平成30)年度の営業実績を発表した。

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 2018年度の一日当たりの旅客輸送人員は約38万6000人。前年度から約1万6000人増加した。年間輸送人員は1億3390万8000人(定期=8848万3000人、定期外=4542万5000人)。国内景気の緩やかな回復や沿線開発の堅調な進展などにより利用客が順調に推移したという。

 決算については、旅客輸送人員の増加を反映して営業収益は463億4,000万円(前年度比17億600万円増、3.5%増)。営業費は383億600万円(同14億9,800万円増、4.1%増)。経年使用に伴う鉄道施設修繕費の増加、電力単価の上昇に伴う動力・水光熱費の増加、償却期間満了に伴う減価償却費の減少などによるという。

 この結果、営業利益は80億3,300万円(同7,800万円増、1.0%増)。経常利益は支払利息の増加などにより前期に比べ6,100万円減(同1.0%減)の60億8,700万円。2009(平成21)年度から10期連続で経常黒字となった。

 当期純利益は課税所得増加による税額増により40億8,600万円(同5億1,500万円減、11.2%減)。

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