秋葉原の高架下新商業エリア「SEEKBASE AKI-OKA MANUFACTURE」(千代田区神田練塀町)が12月12日、開業する。
秋葉原~御徒町駅間の高架下約160メートル区間で、商業施設4棟と宿泊施設1棟の開発を進めてきたジェイアール東日本都市開発(渋谷区)。同エリアの総称を「SEEKBASE AKI-OKA MANUFACTURE」(以下「SEEKBASE」)と決定し、「あらたなモノ・コト・人に出会え、いつもワクワクが製造されているようなエリア」を目指す。
第1期として今回、宿泊施設1棟、商業施設2棟の物販エリアをメインに開業。商業施設は、かつての電気街を意識したこだわりある専門的で独特な世界観を演出。オーディオやレコード、カメラ、ホビーなどが出店する。2020年春には、飲食エリアと別棟の和太鼓教室「TAIKO-LAB」などがオープンする。
宿泊施設は「UNDER RAILWAY HOTEL AKIHABARA」(運営=IKIDANE)が開業。多種多様な店舗やコンテンツがひしめく秋葉原でゆったりとした休息がとれるよう、コンセプトは「アーバン(都会の)ロハス」。観光客、訪日外国人、近隣ワーカーなどをターゲットに「価格帯を抑えつつも居心地の良いホテル」を展開する。客室数は29室、収容人数は101人を予定。
「SEEKBASE」の開業により、同駅間高架下にある既存施設「2k540」「ちゃばら」などとも連携することで「AKI-OKA」エリア(秋葉原~御徒町)のにぎわいを創出する。