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秋葉原のモスバーガーにフルセルフレジ 店舗運営効率化、待ち時間短縮

モスバーガー「フルセルフレジ」イメージ

モスバーガー「フルセルフレジ」イメージ

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 「モスバーガー秋葉原末広町店」(千代田区外神田3)で12月3日から、「フルセルフレジ」のテスト導入が始まった。

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 フルセルフレジは、タッチパネル形式で注文から会計まで来店客が操作する。イートイン・テークアウトと決済方法を選択後、商品を選択。待ち番号札を登録し、クレジットカードなどで支払うことで注文が完了。商品の受け取りを待つという流れ。

 慢性的な人手不足で店舗運営の効率化が必要となっている背景を受け、モスフードサービス(品川区)では昨年11月に一部店舗で、客自身が会計する「セミセルフレジ」を導入し、店舗運営の改善に取り組んできた。セミセルフレジの導入によって都市型店舗では人時売上高が15%以上向上するなど、一定の成果が出ているという。

 フルセルフレジの本格導入に向けたテストをするのは初めて。今回の導入店舗では有人レジと併設することで、従業員を増員することなくピーク時のレジ回転数の向上や客のレジ待ち時間の短縮を図る。「従業員の負担軽減のほか、削減できた時間で丁寧な接客や来店客とのコミュニケーションの機会を増やすことを目指す」(同社)とも。

 今後は、4カ国語メニューによる訪日外国人への対応や、お薦め商品を提示するレコメンド機能の追加による客単価の増加施策も見込む。

 12月3日の「秋葉原末広町店」、10日の「十日市場駅前店」(神奈川県横浜市)を皮切りに、来年3月ごろまでに約20店舗へとテスト導入拡大を計画する。

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