「まずい棒 岩下の新生姜味」が4月17日、「岩下の新生姜ミュージアムショップin秋葉原」(千代田区外神田6、「秋葉原和堂」内)などで販売開始した。
銚子電鉄が販売する「まずい棒」。「お化け屋敷電車」をプロデュースする寺井広樹さんが考案し、ホラー漫画家の日野日出志先生がデザインを手掛け、2018(平成30)年8月3日(ハサンの日)に発売した。「経営状態がマズい」(銚子電鉄)というフレーズが話題を呼び、ぬれ煎餅に次ぐ銚子電鉄の土産品として販売している。
「激しく辛(つら)いまずい棒 岩下の新生姜味」は、銚子電鉄「まずい棒」シリーズの第7弾。岩下の新生姜パウダーを使って酸味と岩下の新しょうが感が感じられる味に仕上げた。パッケージは、コロナ禍で経営状態が悪化する中、「激しく辛(つら)い」とさらに追い打ちをかけるかのようなキャッチフレーズを加えつつ、岩下の新生姜のテーマカラーのピンクを採用。「桜の開花と共に春の訪れを告げる明るいニュースになってほしい」との思いで試作を重ね、1年越しで完成したという。
同コラボレーション商品開発背景について岩下食品広報担当者は「台風被害とコロナ禍で観光客が激減した銚子電鉄を少しでも盛り上げたいと、今回のコラボが実現した。岩下の新生姜は、まずくない。銚子電鉄竹本社長と岩下食品社長岩下は高校・大学が同じ。苦しい経営環境でもどうせやるならお客さまを精いっぱい楽しませたいという先輩・竹本社長の思いに共感した社長岩下がコラボを快諾し、まずい棒の岩下の新生姜味を、ただただ銚子電鉄へのリスペクトで製造することになった」と振り返る。
「過激な商品名に後悔半分だったが、出来上がった味には大満足。本当はまずくない『まずい棒 岩下の新生姜味』を楽しんで」としている。
価格は450円(10本入り)ほか。