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TX、筑波技術大学と連携協定 多様性に富む地域社会の形成・発展目的に

筑波技術大学で開催された連携協定締結式。左=国立大学法人筑波技術大学 石原保志学長、右=首都圏新都市鉄道 柚木 浩一社長

筑波技術大学で開催された連携協定締結式。左=国立大学法人筑波技術大学 石原保志学長、右=首都圏新都市鉄道 柚木 浩一社長

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 秋葉原とつくばを結ぶつくばエクスプレス(TX)を運営する首都圏新都市鉄道(千代田区神田練塀町)が4月21日、筑波技術大学(茨城県つくば市)と連携協定を締結した。

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 同大学は、TX沿線のつくば市にある国内唯一の聴覚障害者と視覚障害者のための国立大学。社会のバリアフリー・ユニバーサル化に寄与するため、障害者の支援や社会参加への促進に向けて学外機関と連携協定して事業などを推進している。

 同鉄道は、運行するTX線にホームドアなどのユニバーサルデザインを採り入れた鉄道施設が開業時から整備されている一方、社会の変化に応じた利用者のニーズは変化してきていると考え、筑波技術大学との間では、鉄道施設や設備における検証・改善などを実施しながら知見やノウハウを共有するなどの交流を深めてきたという。

 協定の締結は、多様性に富む地域社会の形成・発展に寄与することが目的。今後、両者が持つ知的資源の交流と活用、共同での事業実施、ユニバーサルデザインの技術推進のための教育とその普及啓発などに連携して取り組んでいく。

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