デジタルハリウッド大学(千代田区外神田1)で7月7日、青色発光ダイオードの開発者として知られる中村修二博士が講演を行った。
「青色発光ダイオードの開発とその後」をテーマに行われた講演は同公開講座の一環で、学生や一般参加者など約150人が集まった。
内容は同氏の日亜科学工業時代の話題や、青色発光ダイオード開発の背景のほか、渡米後に起きた日亜科学工業との訴訟に関して、日米の司法制度の違いや具体例などを挙げ、独自のユーモアと毒舌で1時間に渡って講演した。
講演後、参加者から寄せられた「今後、やりたいことは」という質問に対しては「新しい材料で新しいものを開発していきたい」と、さらなる探求心をのぞかせた。