靖国通り須田町交差点近くに6月30日、そば店「Fantastic」(千代田区神田須田町1)がオープンした。
同店はカウンター席をメーンに展開するそば店で、席数はテーブルも含めて計14席。店内カラーにホワイトやライトイエローを使用するほか、多くの照明を設置するなど柔らかく明るいイメージを基調にし、通常のそば店とは異なった外装・内装となっている。
同店の特徴はそばの麺。店内で打った麺は、通常のそば麺と比べ太い。そばはのどごしを楽しむが、同店の場合はもちもち感を楽しんでもらいたいという。店名の「Fantastic」は同店の麺が「Fantastic」であることに由来するとも。メニューは、かけそば(360円)、ざるそば(360円)、肉そば(580円)、鴨そば(580円)、天ぷらそば(650円)、いなり寿司(150円)。(今後変更の可能性あり)
通常のそば店とは異なった店舗デザインについて、同店・岡田店長は「普通のそば屋は、ちょっと薄暗く雑多感があるため『和』の雰囲気が強い。そういった内装だと女性の方が入りづらいため、そば屋独特の雰囲気を排除してモダンな雰囲気にした」と話す。「元々ラーメン屋だった場所を改装したためカウンター席がメーンとなった。立ち食い以外のお店でカウンターメーンというのも珍しいのでは」(同)とも。当初、開店を5月末に予定していたが、6月末に延びた。「開店直前で、麺に不満をもち、さらにブラッシュアップが必要だと思い1カ月開店を遅らせた」と麺へのこだわりをみせる。
岡田店長は「神田はそば屋のメッカで老舗の名店がとても多い。そんな神田の近くに立地する中で勝負できれば1人前だと思う。従来の『そば』ではなく、『Fantastic』という新たなジャンルのそばは1回食べたら忘れられないものにしたい」と意気込みを語る。
営業時間は11時~15時。土曜・日曜・祝日定休。(今後変更の可能性あり)
「Fantastic」店内(関連画像)アキバの上海料理店KIICHI、ランチ限定弁当を販売開始(アキバ経済新聞)アキバ缶詰シリーズ新顔に「駅そば」缶-麺はこんにゃく(アキバ経済新聞)流しそうめんからヒント「たこ焼きスライダー」登場-阪急トップビアガーデン(梅田経済新聞)