シー・エス・ティー・エンターテインメント(千葉県鎌ヶ谷市)は4月27日、「おたく」専門ソーシャルマッチングサービス(以下、SMS)「おたくま」をリリースする。
同SMSは、アニメ・マンガ・小説・コスプレ・ゲーム・ミリタリーなどユーザーの登録情報を下に、数百万通りのマッチングアルゴリズムを用いて「同志」と呼ばれる「同じ志をもつ仲間」を自動で探し出すもの。
ユーザーは、自分の「おたく属性」を選び登録。ユーザー登録することで与えられる「マイページ」では、自分の属性と相手とのマッチング状況が確認できる。このほか、「同志リスト」(=「フレンドリスト」)や、チラ見(=「足あと」)、「妹」の質問に答えなければ送ることができない「妹認証メール機能」、ブラックリスト(特定ユーザーのアクセス拒否)などの機能を搭載する。「日々『作業』をしなくてもサービスに有効性が出せる(手軽さ)」をコンセプトにしていることから、日記機能は設けない。
SMSについて、同社広報担当者は「前職で秋葉原のショップさんへの営業担当をしていたため、コアなオタクであるショップスタッフさんたちの話を聞く機会が多くあった。その中で、『語り合える友が見つけづらい』『コミケに行くなど能動的に行動しないと、なかなかコミュニティーを広げることができない』などの声を多く聞いたのが、SMSを開設するに至ったきっかけ」と話している。