ビックカメラ(豊島区)は10月14日、ソフマップ(千代田区外神田1)を完全子会社とする株式交換を行うことを決議し、株式交換契約書を締結したことを発表した。
両社は2006年1月に「シナジーの発揮・強化」を目的に資本・業務提携契約を締結。これまでに「シナジーは十分に発揮された」という一方で、外部経営環境の変化と同業他社との競合などにより、両社の協働による収益力の強化を引き続き課題として挙げている。
これを受け、「それぞれ独立した上場企業としての垣根にとらわれず、グループとしての協働体制をより一層高め、一体化したビジネスモデルと組織体制の整備が急務」として契約書の締結に至った。
今回の株式交換により、来年1月29日でビックカメラはソフマップの完全親会社となり、ソフマップの普通株式は上場廃止となる。併せて、ソフマップの株主が有するソフマップの普通株式をビックカメラに移転させ、ソフマップの株主に対してビックカメラの発行する普通株式を割当交付。株式交換にかかわる割当て内容はソフマップの普通株式1株に対して、ビックカメラの普通株式0.005 株を交付する予定。