PHP研究所(京都市南区)は9月中旬から、秋葉原をはじめとする全国の書店で「万国科学者図鑑~萌える理系紳士たち~」の販売を開始した。
同書は、歴史に名を残した科学者たちをキャラクター化して紹介するもの。「細菌学者 野口英世はちょっと天然パーマの美青年」などイメージを自由に膨らませて展開。「理系男子の美麗図鑑」としても使用できるという。
併せて、出身地、生没年、受賞歴、師弟などのプロフィールや、科学者たちの生い立ち、功績などのほか、科学者たちが研究した科学の分野を「彼らを魅了するキュートな女の子」としてビジュアル化し、「サイエンスガールズ」として掲載する。
同社広報担当者は同書について、「昨今、『理系離れ』が叫ばれる一方で、最近のノーベル賞日本人受賞者たちの活躍などで理系の人たちに注目が集まっている。科学者を美形キャラ化することで科学を志す人たちが増えてくれたらとの思いからリリースした」と話す。
カバーイラストは古屋兎丸さんが担当。仕様はB6変形判192ページ。価格は1,260円。