アキバで「ファッション×漫画」テーマにシンポジウム-モードメークのメード・ショーも

画像=ランウェイを歩くメード

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 「秋葉原エンタまつり2009」の一環で10月23日、アキバ・スクエア(秋葉原UDX2階)でシンポジウム「モードはマンガを模倣する」が開催された。

ランウェイを歩くメード-モードメークで雰囲気一転

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 同シンポジウムは、「秋葉原エンタまつり」と「JAPAN国際コンテンツフェスティバル(コ・フェスタ)」オフィシャルイベント同士の異業界コラボレーションとして、モード界が注目する「Manga」の世界について取り上げたもの。

 日本ファッションウィーク推進機構・信田阿芸子さんを司会に、明治大学・中野香織さんとWWD編集長・山室一幸さんをゲストに迎え、同テーマについてトークを展開。ファッション誌「VOGUE NIPPON」が7月号で「ファッショニスタはマンガに夢中」と題し、「『GIVENCHY』のボンデージファッション=ドロンジョ様」などを掲載した事例を挙げ、日本のアニメが世界のファッションに影響を与えていることからシンポジウムはスタート。続いて、1997年の漫画「エルメスの道」出版から、今年の「Louis Vuitton」マルチカラー6周年記念プロモーションに短編アニメとAKB48が起用されたことなどを挙げ、「モード界がマンガに接近」していることを歴史を交えて示唆。さらに、コスプレの世界的隆盛なども取り上げ、「モードが、現実が漫画化する理由」について、「行き詰るファッション業界の外にある『漫画』にインスピレーションの源を求め始めているのでは」という考察で幕を閉じた。

 続いて、アーティスト・滴草由実さんのライブのほか、MIKIKO SAKABEさん手掛ける衣装を身に着けた「@ほぉ~むcafe」メードスタッフらによるファッションショーが行われた。普段のメード服から一転、モードなメークとカラフルなチュチュなどをまとい、ランウェイを歩く彼女らの姿に会場からは「誰がどのこか分からない」「いつもと全然雰囲気が違う」などの声が挙がっていた。

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