秋葉原で「高知×鳥取 まんが王国会議」-漫画による地域おこしで連携

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 高知県と鳥取県はベルサール秋葉原(千代田区外神田3)で10月14日、「高知×鳥取 まんが王国会議 in AKIBA」を開いた。

今年3月の「まんが王国友好通商条約」締結式の様子はこちら

 「まんが王国」を名乗る県同士として今年3月、「まんが王国友好通商条約」を締結した両県。今回、同取り組みの一環として同イベントを開催。

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 当日は、ご当地アイドルなどによるパフォーマンスや両県にゆかりのある声優・明坂聡美さん、島本須美さん、下田麻美さん、沖佳苗さん、近藤孝行さん、若林直美さんによるトークセッションを展開。下田さんは、岩手県の「じぇじぇ」に対抗して鳥取県のあいさつを「げげげ」にしたいとアピール。同じく鳥取県出身の近藤さん・若林さんと共にトークセッション中に何度も口にしていた。

 13時からは高知県出身のくさか里樹さん、鳥取県出身の寺西竜也さんが互いの県を取材して漫画で紹介する「クロス取材まんがレポート」を実施。くさかさんは、20周年を迎える水木しげるロードや断崖絶壁に建つ三徳山投入堂を訪問。寺西さんは桂浜、横山隆一記念まんが館を紹介しつつ、「素直で本音を隠せない」高知県民の魅力について触れた。

 15時からは両県知事、海洋堂・宮脇修一社長、水木しげる記念館の庄司行男館長、漫画家・里中満智子さんをゲストに加えて討論会を実施。漫画に関わりのあるミュージアムの実績やクリエーターの立場から県行政への期待などについて意見を交わした。

高知県尾﨑知事は「鳥取県と連携させてもらったことで、今日のイベントにも多くのお客さまに足を運んでもらうことができた。まんが王国を称する者同士、もっとタッグを組み絆を深くしたいと感じた。友好通商条約の取り組みは始まったばかり。今後の戦略はまだ明かせないが、これで終わりではないことは伝えたい。漫画の無限の可能性を考えると、さまざまな領域で活用できるはず。さらに価値観を共有できる秋葉原の皆さんとも連携を深めたい」とコメント。

 一方、鳥取県平井知事は「アニメ『Free!』のグッズや作品に登場する『焼きサバ』のサバサンドの行列を見て秋葉原の熱気を感じた。漫画は海外からも人を呼び込む力がある。今後は世界征服を目指していく。まだその戦略は明かせないが…(笑)。また地方には、自然や食べ物などの魅力がたくさんある。でも『まんが』が加わることで、客層が広がることを実感した。友好通商条約も締結したことだし、高知県との連携をますます深め地域おこしを進めていきたい」と話した。