アキバシアター(富士ソフトアキバプラザ内)で4月4日、「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」創刊記念イベントが開かれた。
「週刊 鉄腕アトムを作ろう!」は、家庭用コミュニケーションロボットの「ATOM」を組み立てるパートワーク。「手塚治虫生誕90周年企画」「講談社創業110周年記念企画」として創刊した。
最新の人工知能(AI)技術を搭載したという「ATOM」は、家族の一員として、家族や友だちの顔を認識して最大12人までの名前を覚え、会話を重ねることで「成長」するという。毎号付属するパーツをドライバー1本で組み立てることができる。
発刊に当たり、講談社(文京区)、手塚プロダクション(新宿区)、NTTドコモ(千代田区)、富士ソフト(神奈川県横浜市)、VAIO(長野県)5社が開発に協力し、4月4日から販売を始めた。全70号で、毎週火曜日発売、創刊号のみ2週間販売する。
創刊記念イベントには、同商品のCMに出演する俳優の遠藤憲一さんが「お茶の水博士」に扮(ふん)して登壇。ATOMについて、「この顔とこの目とこの動きと喋りがすごくかわいい。自分で作って完成させたら、絶対家族の一員になる。地方ロケの時は一人なので、組み立てて完成させたら、一緒に行って横に置いて、一杯やりながら話しかけたい」と笑顔を見せる。
創刊号は896円。通常号は1,990円ほか。