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秋葉原で40余年、カレー店「ベンガル」が移転 ビル取り壊しで一時閉店へ

秋葉原のカレー専門店「ベンガル」外観

秋葉原のカレー専門店「ベンガル」外観

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 秋葉原のカレー店「ベンガル」(千代田区外神田3)が8月22日、移転のため一時閉店する。

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 1973(昭和48)年に「チキン骨付きカレー辛口」のみのメニューでオープンした同店。公式サイトによると創業当時、飲食店が少ない秋葉原でカレー専門店は非常に珍しかったほか、小麦粉を使ったルーがカレーの主流の中、同店のシャバシャバしたカレーはひときわ目を引いたという。

 「カレー発祥の地・インドのカレーには小麦粉を使う概念がない。インドからイギリスに伝わり、イギリスから日本にやってきたといわれている。トロトロしたカレーは日本独特のようで、当時のベンガルのサラサラしたソースは珍しく『純インド風カレー』などと呼ばれていた名残から、店先のレトロな看板には『純インド風カレー』の文字が残っている」とも。

 同店ではこれまで、ビーフ角切りカレー、チキン骨付きカレー(以上、1100円)、ポークカレー(880円)など、自家製のカレー粉から作るオリジナルカレーを提供してきた。

 今回、同店が入る日加石油ビル建て替えのため移転閉店。場所を移し、9月~10月をめどに新店舗で営業を再開する予定という。「秋葉原にあってのベンガル。再開は外神田で考えている」とも。

 営業時間はランチ=11時30分~15時、ディナー=17時~21時(22日は15時まで)。

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