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カプセルホテル「グランジット秋葉原」開業 DD子会社、新規事業参入で

カプセルホテル「グランジット秋葉原」フロント

カプセルホテル「グランジット秋葉原」フロント

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 ダイヤモンドダイニングの子会社「バグース」(港区)が10月17日、秋葉原にカプセルホテル「GLANSIT AKIHABARA(グランジット アキハバラ)」(千代田区外神田4)をオープンした。

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 都内を中心にビリヤード、ダーツなどの複合アミューズメント施設やカラオケ店、インターネットカフェ、ラウンジレストランなどを展開するバグースが新規事業として参入する同ホテル。

 快適な設備で優雅に自然を満喫するぜいたくなキャンプ「グランピング」と、目的地に行く途中で立ち寄る・中継することを意味する「トランジット」を掛け合わせた造語「グランジット」をコンセプトにする同ホテル。フロア構成は地下1階~地上10階。総床数は128床。空間デザインは森田恭通さんが代表を務める「GLAMOROUS co.,ltd.」が担当した。

 エントランスは、木材をふんだんに使い、履物を脱いでチェックイン。受け付けにはスタッフが常駐するほか、多言語対応のオートフロント機でもチェックインできる。

 ベッドフロアや大浴場、ラウンジなどの共有スペースはフロアごとに男女別に分け、ICドアで入場を制限。セキュリティーに配慮する。

 パーソナルスペース(=カプセルベッド)には「東京西川」と共同開発したオリジナルマットレスと24インチ、32インチのテレビを導入する。

 大浴場は、足を伸ばせる浴槽(男性大浴場はジェットバス)とシャワーブースを備える。国内ブランドのシャンプー類、シェービング、ボディータオル、女性には「DHCオリーブゴールドシリーズ」の化粧水・乳液・シャンプー類、ドライヤー、ヘアアイロンなどのアメニティーも用意する。

 Wi-Fiを備えた男女別のフリーラウンジには、フリードリンク、新聞、書籍などを取りそろえるほか、グリーンテーブルを配した喫煙ルームも設ける。

 カプセルホテル事業への参入について、同社は「カプセルホテルは日本発祥の宿泊施設。現在ではクールジャパンの一つとして人気があるなどインバウンド隆盛において成長の見込める市場。インターネットカフェ事業を展開する当社は、その基本的な運営ノウハウを持ち、企業理念の一つ『新時代に即したサービスの提供』を体現する機会と考えた」とコメント。

 「2020年東京オリンピックを見据え、来年度以降主要首都圏を中心に展開を加速させていく」とも。

 利用料金は、休憩プラン=1時間980円~(利用はフリースペースのみ、カプセルベッドの利用は3時間~)。宿泊プラン=17時間(17時チェックイン・翌10時チェックアウト)4,200円~。

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