神田明神ホールで「こども落語会」 高座に春風亭昇太さんら

親子を前に落語を披露する春風亭昇太さん

親子を前に落語を披露する春風亭昇太さん

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 神田明神(千代田区外神田2)祭務所地下ホールで12月3日、第1回「浅田飴こども落語会」が開催された。

笑いに包まれた会場の様子

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 主催は浅田飴(鍛冶町2)。創業130周年を迎える今年、「せき・こえ・のどに浅田飴 まち・みせ・ひとに笑い声」をキャッチフレーズに、「声」を出して街を元気にする「浅田飴のまちおこし」プロジェクトをスタート。ゆかりのある街でイベントの運営や協賛を活発に行ってきた。神田明神がある神田は、江戸幕府の御典医であった漢方医・浅田宗伯より譲り受けた処方を基に、堀内伊三郎が「御薬さらし水飴」を1887(明治20)年に発売した「浅田飴」創業地でもある。

 「浅田飴こども落語会」は、元気なこどもの笑い声の応援を目的に130周年イヤーを締めくくる記念イベントとして開催。「笑点」(日本テレビ系)の司会で知られる春風亭昇太さん、昇太さんの弟子で「ポンキッキーズ」(BSフジ)司会を務める春風亭昇々さんが出演。当日は約100人の親子を無料招待。小学生を中心とした子どもたちの大半が生の落語に触れるのが初めてだったにもかかわらず、トリの昇太さんが大きなアクションとともに演じた古典落語「ちりとてちん」を見て爆笑の渦に包まれた。

 会場には、浅田飴が6月から協賛している「経堂こども文化食堂」(世田谷区)に通うシングルマザー家庭の親子も参加。同こども食堂は昇太さんが2年前から応援している取り組みで、今回の落語会には「皆が等しく笑える社会をつくる」という願いも込める。

 終演後には昇太さんを囲んでの記念撮影。お土産には、浅田飴から、のど飴や神田明神のお守りなどが配られた。

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