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「明和電機」、秋葉原に実店舗 レンタルスペース、ギャラリー併設

オープン準備が進む「明和電機 秋葉原店」(ラジオデパート2階)

オープン準備が進む「明和電機 秋葉原店」(ラジオデパート2階)

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 「明和電機 秋葉原店」が3月30日、「ラジオデパート」(千代田区外神田1)2階にオープンする。

「明和電機 秋葉原店」イメージ

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 土佐信道さんプロデュースによる芸術ユニット「明和電機」。青い作業服を着用し作品を「製品」、ライブを「製品デモンストレーション」と呼ぶなど日本の高度経済成長を支えた中小企業のスタイルで、音符の形の電子楽器「オタマトーン」などさまざまなナンセンスマシンを開発。ライブや展覧会なども展開している。2016年1月には中国上海の美術館で大規模展覧会を開催。デビュー25周年となる昨年は大分県と長崎県で個展を開いた。

 今回出店する「明和電機 秋葉原店」は明和電機初の実店舗(公式ショップ)。「アートからマスプロダクトへ」をテーマに、ここでしか手に入らないナンセンスマシンなどのアートやヒット商品「オタマトーン」などの製品を取りそろえる。

 「秋葉原店」の隣には明和電機プロデュースのレンタルスペース「ラジオスーパー」を開設。「ラジオ」という言葉を「ラジカル(急進的かつ根源的)なオブジェ」と再解釈し、電気や機械の仕組みを使ったユニークな作品を制作するクリエーターが出店する。

 さらに、「ラジオギャラリー」も併設。第1弾として「パチモク&コイビート展」を開く。1993年の明和電機の出発点の年に開発された、指パッチンで木魚を鳴らす楽器「パチモク」とナショナルのスイッチのシーケンサー「コイビート」の歴史と仕組みに迫る。

 3月30日・31日は、先着数量限定で開店記念明和電機ロゴ入りタオルを進呈するほか、明和電機社長によるサイン会(13時~、15時~、17時~)を開催する。

 営業時間は10時~19時。火曜定休。

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