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JTB、秋葉原などでICT活用した手ぶら観光サービスを実証

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 JTB(品川区)は現在、Airbnb協力の下、秋葉原などで国土交通省から受託した「訪日外国人旅行者の利便性向上に向けた『まちなか』におけるICTを活用した手ぶら観光サービスの実証事業」を実施している。

 この事業では、都市部・観光地のファミリーマート6店舗で外国人旅行者向け手荷物配送サービスを行う。

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 JTBによると現状、訪日外国人旅行者が宅配便を利用する場合、宅配伝票の記入や複雑な料金体系、到着日時の理解不足、荷物が届かなかった場合の不安、現金支払のみのケースが多いことなどから、宅配便を利用する訪日外国人旅行者は限定的という。

 さらに、利用者が増加している民泊には荷受人がいない場合が多く宅配便の配送先に指定できないことや、コンビニでは宅配便の受付対応に要する時間や訪日外国人旅行者の言語対応が困難であることから、結果としてスーツケースなど荷物を自分で運ぶ訪日外国人旅行者が多く、公共交通機関の混雑、周遊や消費機会の損失が起きているという。

 この課題を受け、実証事業ではJTB、パナソニック、ヤマト運輸が連携して提供する訪日外国人旅行者向け多言語ICT手ぶら観光サービス「Luggage Free Travel」(以下、LFT)によるオンライン事前予約・決済、配送状況のメール配信など、訪日外国人旅行者が使いやすい宅配サービスを展開。

 空港からコンビニへの当日配送を実施することで、民泊サービス利用者などの手ぶら観光の推進を行う。コンビニでは手荷物受取だけでなく、あらかじめLFTで宅配便利用(発送)の予約をした訪日外国人旅行者が提示したQRコードを読み取ることで受付を簡略化。

 これにより、コンビニで手荷物受取・発送した訪日外国人旅行者の周遊、消費を拡大。一部店舗で周辺観光地MAPや最寄りの観光案内所への誘導などを実施し、手ぶら観光に積極的に取り組むことによる利用者の購入額をはじめとした効果を検証する。

 実施店舗は以下のファミリーマート6店舗。東京=外神田一丁目店、新宿靖国通り店、仲御徒町店、浅草雷門通り店。大阪=日本橋二丁目店。京都=祇園白川店。

 実証期間は2月29日まで。