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秋葉原など「モスバーガー」9店舗で野菜と穀物主原料の新メニュー

「MOS PLANT-BASED GREEN BURGER(グリーンバーガー)」

「MOS PLANT-BASED GREEN BURGER(グリーンバーガー)」

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 「モスバーガー秋葉原末広町店」(千代田区外神田3)など東京・神奈川の「モスバーガー」9店舗で3月26日、「グリーンバーガー」の販売が始まった。

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 動物由来の原材料(肉、魚、卵、乳製品など)と、五葷(ごくん、仏教などで食を禁じられている臭いの強い5種の野菜=ネギ、ラッキョウ、ニラ、ニンニク、タマネギ)を使わないハンバーガー「グリーンバーガー」。

 大豆由来の植物性たんぱくをベースに、こんにゃくやキャベツを加えた新開発のオリジナルパティを、ほうれん草ピューレーを練り込んだ緑色のバンズとグリーンリーフや細切りレタス、トマトで挟む。

 ソースは、トマトをベースにニンジンやゴボウで食感を出し、数種類のハーブを加えることで、奥行きのある味わいに仕上げた。価格は税別538円。

 商品開発の背景について同社広報担当者は「『モスの菜摘』『低アレルゲン』メニュー、『ソイパティ』など、健康志向や食に制限のある方も一緒に食事を楽しんでほしいという考えの下、おいしさや健康に配慮したメニューの開発に取り組んできた」と前置き。

 「昨今のフードダイバーシティーにより市場規模が拡大する中、新たな食の選択肢を提供し多様化するニーズに応えるため、原材料に動物性食材を使わないことを前提に野菜と穀物で商品づくりを進めた。こだわりは食材だけにとどまらず、おいしさをとことん追求した」と話す。

 「近年SDGsの重要性が高まり、当社としても経営理念に基づいて取り組みを進めている。今回『グリーンバーガー』を導入することで、17の目標のうち『すべての人に健康と福祉を』『つくる責任 つかう責任』の2つの目標を通じて社会貢献を図る」とも。
 販売店舗はモスバーガー秋葉原末広町店、大崎店、六本木店、モスカフェ表参道店、西銀座店、阪急大井町店、銀座ナイン店(4月1日から)、羽田空港国際線ターミナルビル店、江ノ島店。

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