阪急阪神ホテルズ(大阪市北区)が、レム秋葉原(千代田区神田佐久間町1)など直営ホテル全客室を禁煙化すると発表した。
2020年東京オリンピック・パラリンピック、2025年大阪・関西万博など世界的なイベントの開催を控え、健康志向の高まりを受けた顧客満足度の向上と、日本人客だけでなくさらに増加が見込まれる訪日外国人客にも「5年10年先も選ばれ続けるホテルでありたい」(同社)との方針から、全客室の禁煙化を図るという。
対象はレム秋葉原をはじめとした既存の直営15ホテル4380室と、新規開業を予定している直営6ホテル約2200室。喫煙者への対応として館内外に喫煙ブースや喫煙スペースを設置する。
既存の直営ホテルは順次、禁煙化に向けたリニューアル工事を実施し、8月末までに完了予定。