野村不動産(新宿区)と野村不動産ホテルズ(新宿区)が9月1日、「NOHGA HOTEL AKIHABARA TOKYO(ノーガホテル 秋葉原 東京)」(千代田区外神田3)を開業した。
「地域と深くつながることで生まれる、すてきな経験」がコンセプトの野村不動産グループのホテルブランド「ノーガホテル」。2018(平成30)年に開業した上野に次ぐ「ノーガホテル 秋葉原 東京」は、「音楽・アート・食」を中心に秋葉原の多様性や好奇心、クリエーティビティーを体験できるホテルとして位置付ける。
客室は「音楽をくつろぎながら体験できる客室空間」をテーマに、全室音質にこだわったスピーカーを設置。中でも、デラックスツインルームは「Bang & Olufsen」など5社の高音質スピーカーを採用した(部屋によってスピーカーメーカーが異なる)。テレビではホテルオリジナル楽曲、映像作品も配信する。
館内では、秋葉原の再解釈を試みた現代アート作品を展示するほか、ミュージックセレクターを招いた音楽イベントなどを実施(現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のためイベント開催制限中)。ホテルを出発点に、街の魅力を様々なテーマ・規模で探るガイドツアーも用意する。
1階は「スパニッシュイタリアン」をテーマにしたダイニング。店内をカジュアルなバーゾーンとオープンキッチンがのぞくレストランゾーンで構成し、旬の国産食材を使ったメニューを、「日本のものづくりの粋を感じる」グラスや食器に添えて提供する。
ホテル規模は、敷地面積662.19平方メートル(200.31坪)、延べ床面積4160.27平方メートル(1258.48坪)、鉄骨造10階建。客室は120室。
料金はダブルルーム(バスタブなし、開業記念素泊まりプラン)=8,025円(税別)ほか。