「試食できない、美味(おい)しいもの展」が現在、秋葉原の「日本百貨店しょくひんかん」(千代田区神田練塀町、CHABARA内)で開かれている。
日本百貨店として初めての試みとなる絵画の展示会。期間中、クレヨン画家・加藤休ミさんがクレヨンで描いたリアルな食べ物の絵画作品「あじの開き」「ツナ」「しめ鯖(さば)」「エビチャーハン」「まぐろ納豆」「焼きたらこ」「焼き鮭(さけ)」などを展示する。併せて、加藤さんの著書「クレヨンで描いたおいしい魚図鑑」(晶文社)やオリジナルグッズを販売する。
同展について同店広報担当者は「昨今のコロナ禍でスーパーや百貨店などの食品を扱う小売業界では試食販売の実演が難しくなり、日本百貨店も例外ではなく影響を受けている。しかし、このような状況だからこそ『食べる』以外の方法でお客さまに食の楽しさを提供する機会をつくりたいという思いから、今回の展示会開催に至る」と話す。
営業時間は11時~20時。10月11日まで。