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秋葉原駅に「AIさくらさん」 駅員に代わって案内、同時翻訳で外国語対応も

画像は秋葉原駅に設置されるAIさくらさんの画面

画像は秋葉原駅に設置されるAIさくらさんの画面

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 人工知能(AI)アバター接客システム「AIさくらさん」が7月1日、JR秋葉原駅に導入された。

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 ティファナ・ドットコム(目黒区)が手がけるAIアバター接客システム「AIさくらさん」。JR東日本グループが実施している「案内AIみんなで育てようプロジェクト」で2018(平成30)年から実証実験に参加し、東京駅などで利用客を案内してきた。

 インバウンド(訪日客)への対応や遠隔からの非対面での接客などのサービス拡大を図るため、7月1日、秋葉原駅をはじめとするJR山手線4駅に同AIシステムを導入した。

 同AIシステムは各駅の改札近辺と改札窓口に設置。駅員に代わって駅利用客に駅構内や周辺地域の施設案内・乗り換え情報を案内する。駅改札窓口で稼働する同AIシステムは、窓口で駅員が利用客からよく尋ねられる質問トップ6を初期画面上に選択肢として表示する。同AIシステムでは対応が難しいICカードの精算など込み入った質問は、駅員が遠隔でビデオ通話を使って案内する。

 外国人客に対しては、AIアバター接客のビデオ通話時に同時翻訳ができる、新たにバージョンアップ。外国語(英語・中国語・韓国語)で話しかけられた場合、駅員が利用する管理者画面上では日本語に翻訳して表示し、駅員が日本語で話した内容は外国語に同時翻訳されて表示する。

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