江戸総鎮守「神田明神」で新年を祝う催事

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 神田明神(千代田区外神田2)では1月1日より、さまざまな催事がとりおこなわれる。

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 1日は午前0時に開門し、歳旦祭の開催や樽酒が振る舞われるほか、無形文化財の神田囃子と獅子舞が行われ、境内は毎年約30万人の初詣客で賑わう。8日は神田明神でしか許されていない神楽の舞を披露する「神楽始め」のほか、以降、大黒様に扮した神職が成人式を迎える参拝者の頭上に小槌で清める 「だいこく祭り」、寒中に男性はふんどし、女性は白装束で氷水をで身を清める「寒中禊」などが開催され新年の門出を祝う。

 神田明神は730年、武蔵国豊島郡芝崎村(現在の千代田区大手町・将門塚周辺)に創建された神社。現在の地に移したのは1616年で、江戸城の増築に伴い、江戸城の表鬼門守護のある現在の場所に遷座した。以降、江戸時代を通じて「江戸総鎮守」として、幕府をはじめ江戸庶民に至るまで崇敬を受けている。同神社には大己貴命=縁結びの神、少彦名命=商売繁盛の神、平将門命=除災厄除の神が鎮座する。

神田明神で間もなく「神田祭」-アキバを神輿が練り歩き(アキバ経済新聞)神田明神

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