日通、秋葉原エリアに新本社ビル建設へ ワンストップ体制と不動産事業強化

日本通運新本社ビル完成イメージ図

日本通運新本社ビル完成イメージ図

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 日本通運(港区)が3月23日、秋葉原エリアの神田和泉町に新本社ビルを建設し、移転すると発表した。

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 「グローバルロジスティクス企業」を目指し、2015年5月に53年ぶりとなる大幅な組織改正を行った同社。同年、航空事業部と海運事業部を廃止し、航空事業支店と海運事業支店を新設。陸上輸送部門とともに関東ブロックを新たに設けて「陸海空ワンストップ体制」の構築を図った。

 新本社ビルには現在、汐留本社ビルに入居している本社各部門、支店とグループ各社のほか新たに首都圏支店、海運事業支店と航空事業支店も移転する。これにより、陸海空の総合力を発揮できるワンストップ体制をさらに推し進める。

 今回発表した新本社ビルの概要は以下の通り。所在地=東京都千代田区神田和泉町2-1ほか(地番、社有地)、敷地面積=7303平方メートル(2209坪)、建築面積=3200平方メートル(968坪)、延べ床面積=4万2554平方メートル(1万2872坪)。鉄骨造地下1階、地上13階、塔屋2階、免震構造。

 現在の汐留本社ビル、首都圏支店が入居しているNEX人形町ビル、航空事業支店が入居しているピアシティ芝浦ビルの各自社ビルは賃貸ビルとして運用し、収益向上を図る。

 着工は来年12月。竣工と移転は2021年8月~9月を予定する。

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